うちの長男なんですが、保育園でちょっとした問題児でして、年中になった頃から「集団行動が苦手」「怒ったときに手がつけられない」ということが見受けられました。
区などにも相談し病院の先生にも診てもらったのですが、ADHDなどの診断はつかなかったものの、所謂グレーゾーンとしてこの一年半ほど区の療育施設に週に1回通っていました。
療育に通いだしてからは少しずつですが精神面が安定してきており、このまま継続したかったのですが、この春から小学生になると、しっかりとした診断がないと療育に通えなくなるとのこと(税金で運営されていますからしょうがない。。)
療育の先生から、一つの区切りとしてWISCを受けてみないか、と打診があり受けてみることになりました。
WISC(ウィスク)検査とは?
WISC検査は「言語理解」「知覚推理」「処理速度」「ワーキングメモリー」の4つの指標とIQ(知能指数)を数値化する検査で、そこから分析されるその子の「得意な部分と苦手な部分」から「その子がどのような特性を持っていて、そのためにはどのようなアプローチ、声かけをするべきなのか、手がかりを得る」ことを目的として行う検査です。
ちなみに、よく誤解を受けやすいのですが、発達障害かどうかを見るための検査ではありません。指針のひとつとしては使用されるものの、発達障害かどうかについては、あくまで専門の医師による診断が必要になります。
療育という観点で受けました(たしか数千円)ので、本来的な趣旨ではありませんが、子供のIQを知ることができるというのも個人的には興味がありました。ちなみに、IQの平均値は”100″で、85–115の間に約68%の人が収まり、70–130の間に約95%の人が収まるそう。
検査の流れ
検査時間は90分で、途中一度休憩を挟んで行いました。試験中は親は退席させられるので、どんな問題かはよくわかりませんが、子供の話や事後の先生との談話から、おおよそ以下のような問題が出たようです。
①語彙・知識の説明
「〇〇って何?」と聞かれたことに対して説明する。「〇〇」というのは、「牛」とか誰でも知っているものを問われるようです。あと、「電車とバスの共通点は?」みたいな類似性(というか汎化?)を問うものもあったようですね。
②グループ分け
バラバラの絵・図形を見せられて、グループごとにまとめていくテスト。
③数唱
口頭で聞いた数列をそのまま復唱する、または逆順で答える。
④積木
見本の絵と同じ形になるように積木を組み立てる。
⑤符号
ある符号に従って異なる行を見つけ印をつける。この検査は時間制限を設けて行われ、速く終えると追加得点が与えられる。よくらからん。。
長くなってきたので、結果は次回…
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