通信で+2年先取り
上の子(年長)は今年から小学2年生のZ会をやってます。あえて通信にしているのは、市販ドリルだと、概念理解は小学校で終わっている前提のものが多く、先取り教育には適さないと考えたからです。そこらへん、親がキチンとケアできていればいいのでしょうけど、特に算数の概念理解とかどう教えていいのかわからないんですよね。その点、Z会は学校できちんと理解できていない子も想定して書かれていますし、親向けの「ここはこういう風に教える」的なテキストもあるので、非常に助かります。
通信で先取りをするデメリット
勉強には先取りしやすい領域と先取りしにくい領域があります。通信だと、満遍なくテキストに盛り込まれますので、年長では太刀打ちできない問題も出てきます。先取りしやすいのは、計算や漢字などの領域です。漢字や九九、筆算のやり方を覚えるのに子供の年齢は大きく影響しません。単位(gやcm)や文章問題、国語の読解問題は、それと比べると先取りしにくいですが、ゆっくり落ち着けばなんとかこなせる印象。ここらへんは絵本の読み聞かせや音読をしてきたのが効いてる気がします。
先取りしにくいのは、経験ワーク(実験)や作文などの、精神的な成熟を必要とする領域だと感じています。この辺は、やれないならやらなくてもいい、という割り切りの世界ですね。ただ、本人の気が向いたときなどには親がサポートして取り組ませてきます。例えば10月号だと、俳句を作る、とかですね。何とか頑張って作ってました。
タブレット学習(Z会)
Z会は3年時からタブレットコースや中学受験対策コースが選べるようになります。ウェブ上でサンプルも見ましたが、あくまで概念理解と割り切るならアリだと個人的には思ってます。子供の興味関心を引きやすい工夫も多いですしね。ただ、計算練習や漢字の書き取りなどの訓練に重きを置くなら、従来の紙ベースのほうがいいかも。ただ、反復演習なら市販のドリルがいくらでもありますからね。
ちなみに進研ゼミだとタブレットは1年生から選べますが、ちょっと内容がゲームに寄りすぎている印象でした。あくまで個人的にですが。分数や複雑な図形問題が出てくる小3くらいがベターな気がしますね。あと、進研ゼミは専用端末ですが、Z会は個別にiPadを用意する必要があります。そのあたりの金銭面も含めてどうか。。
さすがに、中学受験コースは先取りしながらやるのは無理ですね。
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